こんにちは!

マレーシアで新卒海外就職をした渡部 葵(ワタナベ アオイ)です。

 

今回は「マレーシアでの就労ビザ」に関して少し、お話してみようと思います。というのも、マレーシアでの海外就職に関するご相談をいただくなかで、意外と知られていない危うさともいえる、「就労ビザ発行の難しさ」があるからです。

海外就職は一見、とても簡単そうなイメージをお持ちの方が多いと思います。ですが実のところをお伝えすると、「内定が出ても、ビザが発行されず内定取り消し…!」なんてケースも少なくありません。この場合、就職活動をやり直し…はたまた海外就職を諦めざるを得ない、なんてこともあり得ます。

ただしこれは移民局側の判断になりますので、会社としては正直なところ、なす術がありませんし、責任も取り得ません。出来ることとしては、「採用したい理由」を移民局に伝えるほか方法がないのです。この事実を、まずは頭に入れておいてほしいなと思います。

 

と、初っぱなから少し驚かしてしまうようなことをお伝えしていますが、ビザ取得のためのポイントがあるんです。

それは、「マレーシアにどう貢献するか」を示すこと!

もう少し正確な表現でお伝えすると、

「前職・学校での経験が、マレーシアでどう役に立つのか」

という点を、書面のみで伝えることが必要になるんです。

 

たとえば飲食店から内定が出たとすると、「なぜローカルスタッフではなく日本人を雇う必要があるのか?」を伝えなければなりません。マレーシア人やミャンマー人を雇用した方が人件費は安く済みますし、国としては日本人ではなくローカルに雇用の機会を与えた方が国内の労働確保にもつながるからです。そのため、お寿司職人といった専門職の場合やマネージメント側としての採用であれば、「日本人であるあなたを雇う理由」を理解してもらえる可能性は高くなるということは、お分かりいただけるかと思います。

 

また、よくテレビなどでは東南アジアの英語が話せなくても出来るお仕事として、コールセンターが取り上げられます。コールセンターであれば、特に際立ったスキルも知識も必要ないので、「日本語話者であること」が移民局にとっては、その会社が日本人を雇う理由になるのでビザが下りやすいんです。

ただし、雇用期間が「3ヶ月〜6ヶ月」とうたっている求人には注意しましょう。というのも、6ヶ月間というのは、1年間のうち日本人がマレーシアにビザ無しで滞在出来る最長期間だからです。1度の入国で滞在出来る最長期間は3ヶ月間ですから、6ヶ月のうち一度近隣諸国や日本などに出国する必要があります。最悪の場合、マレーシアに戻ってくる際に移民局に問われてしまう可能性もあります。

たとえ「試用期間」と表記されていたとしても、その試用期間もお給料などは発生する訳ですから、就労ビザは会社から発行されるのかどうか、面接の際にしっかりと確認しましょう。「日本人だから大丈夫だろう」なんてことはありません。

 

このように、就労ビザ取得のポイントとなるのは、「ご自身の専門と今後との関連性」といえます。

ただし、ご自身や会社側がこの関連性を有していると判断しても、あくまでも移民局の判断によってビザ取得の可否が決まることを覚えていただければと思います。特にマレーシアはビザ取得が難しいといわれていますので、面接時にはしっかりとビザ手続きの要件等について確認しましょう!

 

 

AOI