こんにちは!

海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい@ayuchannnland)です。

マレーシアでいざ働くとなると、お給料はどのようにもらえるのか、給与手当はどんな内容なのか、所得税の支払はどうしたら良いのか、などなど、お金にまつわる疑問がいろいろと出てくると思います。

そこで今回は、マレーシアの所得税と確定申告についてお伝えします。(2018年11月時点での内容になるので、条件が変わっている可能性があります。海外での取り決めはご自身で1つ1つ、書面にて確認していくようにしましょう。)

マレーシアの所得税について

マレーシア海外就職の給与手当

日本人がマレーシアで働く場合に適用される最低賃金は基本的にRM5,000(約13万円)となっています。これに家賃手当が含まれるか含まれないかでもかなり生活は変わってくると思います。

そしてマレーシア海外就職でよくある給与体制が「基本給与RM6,000(約16万円) + 家賃手当RM2,000(約5万円)」です。クアラルンプールの中心部(KLCCエリア)で一番安いお部屋がRM2,000〜となっているため、上記の給与手当がマレーシアクアラルンプールで働く最低ラインだと考えています。

こちらでマレーシア海外就職をした際の給与手当を詳しく解説しているので、あわせて読んでみてほしいと思います。

マレーシア所得税はどのくらい?

そして給与からどのくらい支払が必要になるのかというと、マレーシアに来てから最初の半年はマレーシアの外国人に対する所得税は25%〜28%と覚えておきましょう。これは給与等によって若干変わるようですが、基本的にはこのあたりが相場となるようです。

お給料RM5,000は約13万円ほどですから、そこから26%が引かれるとなると結構生活費に響いてくると思います。

仮にお給料がRM5,000で所得税25%を払うとすると、手取りはRM3,750になります。家賃がRM2,000とすれば、自由に使えるお金は非常に少ないのが分かります。

注意点としては、年間を通じて182日以上滞在するとマレーシアの居住者として認められ、その後は累進課税で決まるので税率が変わる(大体15%前後に落ち着く)ということ。しかしこの年間というのがややこしくて、1月1日でリセットされてしまうため、仮に10月から就業開始とすると3ヶ月分余分に所得税の支払が必要となります。

例えば、1月から就業開始の場合は「1月〜6月=6ヶ月分」ですが、10月から就業開始の場合は年末年始でリセットになるので「10月〜12月 + 1月〜6月=9ヶ月分」が26%前後の所得税支払になるということです。ただしこれも最短の場合になるので、このあいだに日本や他国での滞在が長くなるとマレーシア滞在日数が182日を越えるまで税率は変わりません。

会社によってはこの所得税を額面給与から差し引く場合もあれば、差し引いた状態での額面給与を提示されることもありますし、何割かを負担してくれる場合があります。

面接時に企業側から説明されることはおそらく少ないと思うので、ご自身から所得税についてしっかりと把握してほしいと思います。

家賃手当や交通費も課税対象の場合がある

課税対象はお給料RM5,000以上の方になるとお伝えしましたが、課税額は月額給与に加えて家賃手当、交通費も全て含まれる場合があります。

例えば月額給与RM5,000 + 家賃手当 & 交通費 RM2,500で合計RM7,500が給与手当として発生するとすれば、このRM7,500の26%、すなわちRM1,875が発生する所得税となります。

RM1,875って日本円に換算すると5万円!手取りが一気に減ってしまうので、かなり引かれてしまうのが分かっていただけるかと思います。そのため、お給料に関しては是非注意して求人内容を見てほしいと思います。

なかには月額給与RM4,000で家賃手当RM1,000、計RM5,000支給としている企業があったりと、額面上は最低賃金を越えているように見えても、ここから26%も引かれるとなるとかなりの負担で、生活は苦しいと思います。

以上のような所得税も考慮したうえで、家賃や生活費の予算などをしっかりと検討し、就職先を選びましょう。


 

マレーシアの確定申告

マレーシアでは自分で確定申告!

マレーシアでは自分で税務署に行って確定申告の手続きをする必要があります。これは先ほどお伝えした「マレーシアでの滞在日数が182日以上を越えてマレーシア居住者として認められてから」になります。

確定申告手続きに必要なもの

・EA フォーム(所属する会社の情報や給与などが記載された書類です。会社から発行してもらいます。)

・パスポートの原本

・TAX番号の控え(TAXナンバーも会社から発行されるので、EAフォームをもらう際、必ず確認しておきましょう!)

 

税務署で書類手続きを終えたらインターネットでオンライン登録をするためのPINナンバーを発行してもらいます。その後、オンライン上で登録を済ませて完了です!

ちなみにクアラルンプールの中心部付近の税務署は下記です。

LHDH Wangsa Maju 

・住所:Menara Kausar, Level G, Jalan 3/27a, Seksyen 1 Wangsa Maju, 53300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

・営業時間:平日8:00 〜 17:00 (お昼時と金曜日午後は避けた方が良いです)

・HP:http://www.hasil.gov.my/

 

知識は武器になるマレーシア海外就職

税金などの手続きというのは日本では会社が済ませてくれますが、マレーシアでは個人で手続きを行うことがあります。その際、会社から言われるままに行うのではなく、ご自身で情報収集をし把握しておくかどうかでも違いますし、何より、海外では知識が自分を守る武器にもなります。

今回ご紹介したように、最初の半年間は所得税全額自己負担というのも、先に認知しておけば驚くことはありませんが、それでもやはり26%の天引きというのは大きいものです。

一度マレーシアでの生活をイメージするためにも、海外就職をされる際にはコンドミニアムの見学やスーパーの利用、企業訪問などで現地にお越しになることをオススメします。

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難しく聞こえて細かい確認をついつい敬遠してしまいがちな税金制度ではありますが、最低限の知識を持って、海外就職に臨みましょう!

SEE YOU SOON!

AOI

ayuchannn
ayuchannnland@gmail.com