マレーシアで働くなら!渡航前に「所得税」と「確定申告」の仕組みを把握しよう!vol.140


こんにちは!

海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい)です。

マレーシアでいざ働くとなると、お給料はどのようにもらえるのか、給与手当はどんな内容なのか、所得税の支払はどうしたら良いのか、などなど、お金にまつわる疑問がいろいろと出てくると思います。

そこで今回は、マレーシアの所得税と、意外と知られていない確定申告についてお伝えします。

マレーシアの所得税は?

マレーシアの外国人に対する所得税は26%〜28%と言われています。これは給与等によって若干変わるようですが、基本的にはこのあたりが相場となるようです。

例えば課税対象になるのはマレーシアでの外国人最低賃金であるRM5,000〜の方。お給料RM5,000は約13万円ほどですから、そこから26%が引かれるとなると結構生活費に響いてくると思います。

注意点としては、連続して182日以上滞在して以降、マレーシアの居住者として認められます。そのため、最初の6ヶ月間は26%を全額、支払わなければなりません。会社によってはこのように最初から社員に税金を支払わせるところもあれば、逆に会社側が支払ってくれる場合もありますので、渡航前にどのような手当になるのかは確認しましょう。

その後半年くらい経過すると、26%のうち半分程度を会社負担、残り半分を自己負担というような形になるケースが多いです。

家賃手当や交通費も課税対象

課税対象はお給料RM5,000以上の方になるとお伝えしましたが、課税額は月額給与に加えて家賃手当、交通費も全て含まれます。例えば月額給与RM5,000+家賃手当&交通費RM1,500で合計RM6,500が給与手当として発生するとすれば、このRM6,500の26%、すなわちRM1,690が発生する所得税となります。

RM1,690って日本円に換算すると5万円弱!手取り5,200にまで減ってしまうので、かなり引かれてしまいますね。そのため、お給料に関しては是非注意して求人内容を見てほしいと思います。

なかには月額給与RM4,000で家賃手当RM1,000、計RM5,000支給としている企業があったりと、額面上は最低賃金を越えているように見えても、ここから26%も引かれるとなるとかなりの負担です。

以上のような所得税も考慮したうえで、家賃や生活費の予算などをしっかりと検討し、就職先を選びましょう。

 

会社員も手続き必須のマレーシア確定申告

マレーシアでは自分で税務署に行って確定申告の手続きをする必要があります。これは最初の6ヶ月が過ぎた頃に行います。この確定申告手続きに関しては、まず会社からEAフォームというものをもらいます。所属する会社の情報や給与などが記載された書類です。この書類とパスポート、それからTAX番号を把握のうえ、税務署に向かいます。TAXナンバーも会社から発行されるので、EAフォームをもらう際、必ず確認しておきましょう。

税務署で書類手続きを終えたらインターネットでオンライン登録をするためのPINナンバーを発行してもらいます。その後、オンライン上で登録を済ませて完了です!

知ってるか知らないかでは大違い!

税金などの手続きというのは日本では会社が済ませてくれますが、マレーシアでは個人で手続きを行うことがあります。その際、会社から言われるままに行うのではなく、ご自身で情報収集をし把握しておくかどうかでも違います。

今回ご紹介したように、最初の半年間は所得税全額自己負担というのも、先に認知しておけば驚くことはありませんが、それでもやはり26%の天引きというのは大きいものです。

難しく聞こえて細かい確認をついつい敬遠してしまいがちな税金制度ではありますが、最低限の知識を持って、海外就職に臨みましょう!

SEE YOU SOON!

AOI