マレーシアのラマダン(断食)って何?観光や生活への影響も解説!

こんにちは!

海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい@ayuchannnland)です。

今年も始まりました、ラマダン!ラマダン、みなさんはご存知でしょうか?

マレーシアにはマレー系・中華系・インド系の方がいるのですが、マレーシアではそれぞれの人種・宗教の文化が根付いています。このうちマレー系の方の宗教はイスラーム教。ラマダン(断食月)はイスラーム教の文化で、毎年5月〜7月頃に行われます。

マレーシア生活を検討している方はもちろん、マレーシア旅行を予定・計画している方にはぜひ知っておいてほしい、マレーシアのラマダン!

今回は、このラマダン期間中のマレーシアの様子と生活への影響などをお伝えしてみようと思います。

ラマダンとは?

ラマダンとは、イスラム教徒の方が行う断食の期間(断食月)のことを意味します。今年2019年のラマダンは5月5日(日)から6月4日(火)となっており、毎年この日付は異なります。

「断食」と聞くとず〜っと何も食べず飲まずなのかな?という印象を受けられるかと思いますが、実は「日が出ているあいだだけ」断食を行っています。つまり、「日が沈んでいる間に必要な食事を済ませている」のです。

ラマダン(断食)の意味

無駄なものを排除することで、今ある命や食事などからいただく命のありがたさを改めて認識するということのようですが、この真夏の中水分を取ることも許されないと考えると少しタフに感じてしまいますね。

わたしはマレーシア留学中、一度このラマダンというものにトライしてみました。もちろん水分を1日中取らないというのは出来ないので水分摂取はしっかり取りました。マレー系の友人宅に泊まり大学に通いながら行いましたが、1週間が限界!

それでも、断食をはじめてから3日ほどで肌の老廃物が出てきて、1週間後くらいにはファンデーションいらずのお肌になったので、結果としては良かったのでは?と思います。プチ断食が今流行っているようですが、無理の無い範囲内でオススメします。

マレーシア観光地への影響

レストラン

この時期にマレーシアへ旅行で来る場合ですが、飲食店は基本的に営業しているのでとくに問題ありません。ただ、営業時間が変わっていたりする場合があること、それから断食中にレストランで働いているスタッフさんたちは若干普段よりもやる気がないように感じられる場合もあるかもしれません。

当然と言えば当然なことで、自分は食べられないのにドリンクやフードを作ってくれたり、食事しているお客さんをずっと見ていないといけないのですから。たまにレストランで怒鳴り声をあげる日本人を見かけるのですが、これは逆効果。なんの解決にもなりません。「こういうものなんだ」と受け入れておくと、カチンと来ることもないと思います。

モスク入場の制限

また、ピンクモスクやブルーモスクなどに行かれる場合も、観光客に開いている時間や日にちが限られている場合があるので、これも注意が必要です。

観光スポットとして大人気のピンクモスクに関する記事はコチラをチェック!

マレーシア生活への影響

生活への影響というと、まずは渋滞!このラマダンの時期はみんな一斉に帰宅するので、渋滞がスゴイ!ラマダン初日もとにかくすごい渋滞で、いつも10分で行き来できる距離が30分ほどかかりました。

私たち日本人が食事制限を強いられるわけではないので、大きく影響はありませんが、ラマダン中の人の前で見せつけるような形で食事をすることは控えた方が良いと思います。

仕事への影響

ラマダンの時期はみんなの帰宅時間がだいぶ早まります。たとえば、通常は18時退勤が17時になります。これは19時頃の日没に合わせて食事をするためです。お祈りをする人もいます。

そのため勤務時間も短くなり、プロジェクトがなかなか進まない…なんてことはしょっちゅう。「ラマダン」はそれだけマレーシア人にとって大きな存在です。

今現在マレーシアとのお仕事をされている方はぜひ、この文化を受け入れ、ある意味「諦める」覚悟をしてほしいと思います。よく、「どうにかなりませんか?」と日本側から催促されることがありますが、「どうにもなりません」!笑

それを調整出来るだけの仕事をするべきというのもありますが、いくら現地にいる日本人が働いたところで限界があります。そういうものなのですからどうしようもないという部分も理解しましょう。

もしスムーズに仕事を運びたいのであれば、ラマダンの前までにすべてを完了させること!コレにつきます。

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どちらかというとプラスの影響の方が多いかもしれません。

たとえば、カフェやレストランではラマダン限定のメニューが多くなりますし、ビュッフェを開催するホテルなども増えるので、むしろ普段よりも食事を楽しむことができます。

断食をしないでビュフェばかりに行っていたら太ってしまうので、それが悪影響になってしまいそうですね(笑)

また、スターバックスでも夕方以降の時間帯はドリンクが安くなるので、在住の方はぜひ仕事終わりのいっときをスタバで過ごしてみるというのもアリかと思います。

ラマダン限定のバザー

このラマダンの期間中は、バザーが各地で開かれています。

みんな早めに帰宅するので、その間に屋台がたくさん出ていて、食事の用意をするようです。また、断食明けのハリラヤに向けて、クッキーなどのお菓子などもたくさん販売されています。

こちらの記事ではクアラルンプールでオススメのバザーの様子をお伝えしているので、ぜひチェックしてみて下さい。

マレーシアのラマダン

マレーシアの良いところは、いろいろな人種・宗教があるので、ムスリムでない人が外食ができなかったりすることがないという点はマレーシアの魅力の1つにつながると思っています。

国や地域によっては、自分がイスラーム教徒でなくても、そもそもレストランが営業していなかったり、持ち帰りのみだったりします。しかしマレーシアでは、自分自身がラマダン中でも「まあこういうもの」と割り切って、カフェなどでみんな普通に働いている。

でも一方で、非ムスリムのひとたちも、例えば断食中の友達の前であからさまに見せつけるような行動などせず、ささっと食事を済ませてオフィスに戻ってくる。

お互いにあまり干渉しすぎず、いい意味でのドライさがあるのは、マレーシアが外国人にとっても居心地が良い理由のひとつだと感じます。

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マレーシアのラマダンを理解&楽しもう!

断食が明ければ今度はラマダン明けのお祝い「ハリラヤ」が待っています。ハリラヤでは友人たちを自宅に呼んで手料理を振る舞う「オープンハウス」というイベントも!

ラマダンの文化を理解し、尊重した上で、日本にはないこうした文化にも触れられると、マレーシア生活もぐっとローカル感が上がって、満喫できると思います。

SEE YOU SOON!
AOI