こんにちは!
マレーシア在住の渡部 葵(わたなべ あおい)です。
先日からの日本滞在。東京や福島、大阪、京都と毎日とても満喫しています。大学生時代には京都と大阪に住んでいましたが、実は電車でもすぐに行ける有馬温泉に行ったことがありませんでした。今回の帰国では、これまでに行ったことのない場所にも足を運んでみたかったこともあり、親友といっしょに日帰りで有馬温泉へ!いちばんの目的だった、隠れた秘湯「上大坊(かみおおぼう)」という温泉旅館をご紹介してみようと思います。
懐かしさ漂う旅館内
入り口は広々とした感じで、畳の香りに懐かしさを感じます。
ここを右に進んでいくと、受付。雰囲気はまさに、おばあちゃんのお家のよう!ヒーターのおかげか、どこか懐かしい匂いがします。心までなんだか、あたたまる気分です。
先ほどの階段を上がるとすぐに、お部屋が数部屋ありました。昔の旅館といった趣。そしてさらに進むと古い卓球台が!木が少しすれている感じが、またさらに味を出している気がします。
よこにある灰皿もとてもステキ。卓球台の古めかしさに心奪われる方も多いのではないでしょうか。とても素敵です。
旅館内のひとつひとつになんだか懐かしさとあたたかさを感じます。今では綺麗な造りをした温泉ランドなどがたくさんありますが、たまにはこうした古き良き温泉も良いですね。
温泉ソムリエも唸る温泉!
そしてさらに進んでいくと、ついに「お風呂」の文字を発見!
ドアを開けるとすぐにある階段を下りて行くと更衣室、そしてその先に温泉があります。
温泉はまさかの2種類のみ!そのうちは有馬温泉の名物「金の泉」です。温度が高すぎて水を足しつつ、もうひとつの温泉でゆったり。
しばらくするとひとり、女性が入ってきました。温泉の入り方に慣れている様子で、ときどき、温泉の効能や特徴について教えてくれます。こちらの方ですか?と聞くと、なんと、「温泉ソムリエと温泉マイスターをしています」とのこと…!!!!通りで詳しいわけですね。それにしても、色がすごい、金の湯。体内に入っていきやすい成分のようで、身体が暖まりすぎると、立ちくらみなどを引き起こしてしまうそうなので、ご注意を。
別れ際に、「ここのお湯がいちばんの目当てで来たけど、入ってみて、やっぱりいちばん!」とその方がおっしゃっていて、なんだか得した気分というか、来てよかったなと思いました。知っているのと知らないのとでは、楽しみ方も大きく変わりますね。
マレーシアは常夏のため、バスタブが付いているコンドミニアムは少なく、久々の湯船に感動。大阪に到着してから、寒さのせいか、節々が痛くて…笑 その日は夜まで手足の冷えが気にならず、とっても良かったです。
ちなみにわたしと友人とソムリエの方の3人しか利用者がいませんでした。聞くところによると、実はその日は一般公開していない日だったそうです。(なんで入れたのかは未だに不明ですが、とにかく楽しめたので良し!ここでもまた周りの方のご好意に甘えさせていただきました。
ちなみに日帰り温泉として開いている時間は15時〜18時のみなので、日帰りで訪問される際は時間にお気をつけて。
みなさんも、ちょっと変わった温泉に行きたいときは是非、こちらの上大坊を訪れてみてくださいね♩
SEE YOU SOON!
AOI