こんにちは!
海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい@ayuchannnland)です。
日本人が移住したい国ナンバーワンに例年選ばれているマレーシア!
便利で比較的治安も良いので、日本人が安心して暮らせる街でもありますが、教育移住やリタイア後のスローライフだけでなく、海外就職先の国としても人気。求人が豊富にあることも海外就職先として注目を集めている理由の1つといえます。
実際にマレーシアで就職する課題となるのか就労ビザの取得になります。海外就職では会社から内定をもらう段階とビザを申請する段階があります。日本での就職ではこの2つが海外就職での山場になるわけですが、意外にもそれぞれどうやって進めていくかについてはそこで今回はマレーシア就労ビザの申請に必要な書類についてご紹介してみようと思います。
マレーシア就労ビザ取得の流れ
必要な書類
1)雇用契約書
雇用契約書は会社から発行される契約書に記載されている給与手当、その他規約条項に間違いがなければ、サインをします。
このときのサインですがパスポートのサインと同じ様に記入をしましょう。そのため感じでサインをしている方は漢字、英語筆記体でサインをしている方は英語筆記体でサインを記入します。
2)パスポート全ページのカラーコピー
表表紙から裏表紙、空白ページも全てページ番号が見えるようにスキャンします。6ヶ月以上の有効期限が必要なので、確認しましょう!もし6ヶ月を切っている場合はパスポートセンターに説明のうえ、パスポートの更新手続きをする必要があります。
3)英語の大学卒業証明書
4)証明写真
(背景は青、3.5cm×5.0cm)
5)英語の履歴書とカバーレター
6)前職もしくは大学の教授からの推薦状
推薦状は自分で作成し、その内容に同意する形で教授がサインをする形になります。この辺りの説明が不足している会社も多いので、先生にイチから作成をお願いすると心配されてしまいますので要注意!英語で作成のうえ、サインをもらいます。
書類提出後の手続き
必要書類をすべて提出し終えたら、あとは移民局から承認レターが発行されるのを待つのみ!
1)承認レター発行
2)航空券の予約
3)マレーシア大使館に行って承認ビザの取得
持っていくものはパスポート原本、申込書、承認レター、証明写真2枚だったと記憶しています。
4)渡航
となります。
マレーシアの就労ビザ申請は大学卒業してから
大学の卒業証明書が就労ビザに必要という事は、就労ビザの申請は大学(最終学歴)卒業以降になります。そのため在学中にはビザの申請ができません。
例えば新卒海外就職をする際、会社からの内定自体は在学中にもらうことができても、就労ビザの申請はまだ出来ないということです。そのため、何もなければそのまま内定をもらったところに就職をすることができますが、就労ビザが発行されるまでは会社からいくら内定が出ていたとしても、ご自身の海外での就労は確定していないというリスクを認識しておきましょう。
実際会社からは内定が出ていたにも関わらず、就労ビザの発行が認められなくて内定が取り消しになったと言うケースもよく耳にします。そのため事実上、大学を卒業した後に進路が確定するといっても過言ではありません。
マレーシア就労ビザ取得の注意点
書類不備の判断は移民局側に全決定権がある
注意点としては書類の不備かどうかは移民局の判断によります。そのため自分としては鮮明な写真を撮ったつもりでも移民局に不鮮明と言われてしまったら再提出をする必要があります。この点だけ頭に入れておくだけでも再提出と言われたときのストレスが少なくなると思います。
ちなみに就労ビザに必要な全ての書類はデータベースでやり取りが行われます。スマホのアプリは便利ですが、文字化けしたり鮮明でない場合があるため、書類のスキャンはスマホのアプリではなく、自宅やコンビニのコピー機を利用して正確にスキャンするようにしましょう。
マレーシア就労ビザの準備は自分で進めよう!
ビザの要件はて頻繁に変わる予定があるので、随時会社と確認をするようにしてください。
早い方だと1ヶ月しないうちに承認レターが発行されますが、一方で3ヶ月かかる方もいます。特に最終提出があった場合は特に、準備を面倒に感じてしまいがちですが、自分が海外で働くための大切な手続きになりますので、会社任せにせず自分でも調べながら、根気強く準備を進めていくようにしましょう!
SEE YOU SOON!
AOI