こんにちは!
海外ライフコーディネーターの渡部 葵(わたなべ あおい@ayuchannnland)です。
普段からマレーシアでのバドミントントレーニングやバドミントンアカデミー、そして大会の様子などをお送りしてきましたが、実は先日、こんなツイートをしてみたところ、意外にも多くの反響をいただきました。
選手もしくは #バドミントン アカデミーへのスポンサーを日本からも募集しようかと検討中…
大会出場時に企業のロゴが入ったTシャツを着るのが第一。
契約内容によって
新設予定のバドミントンホールに年間で飾る看板
御社主催としてバドミントン大会の開催
も可能。ぜひ〜#マレーシア #タイ https://t.co/sRSSgPW4Jv— 渡部 葵 @ マレーシア (@ayuchannnland) 2019年5月5日
そこで今回は、いつもご紹介しているバドミントンアカデミーにスポンサーをした場合のスポンサー料やその内容について、ご紹介してみようと思います。
バドミントンアカデミーとは?
そもそもバドミントンアカデミーって何?
と、聞き慣れない方も多いと思いますが、バドミントンアカデミーはいわば、「バドミントンクラブ」といえます。コーチと選手が所属しており、コーチがその選手を育て、そのバドミントンアカデミーの選手として大会に出場します。
ちなみにマレーシアやタイなど東南アジアでは、バドミントンを練習する場所「バドミントンホール」のオーナーと「バドミントンクラブ」を運営するバドミントンアカデミーが同じ場合もあれば、異なるときもあります。つまり、バドミントンアカデミーが自身でバドミントンホールを所有している場合と、そうでない場合があるということです。
普段ご紹介しているバドミントンアカデミーも、アカデミー自身でバドミントンホールは保有していないこと、またプライベートレッスンのみ扱っているため、いろいろな場所で練習を行います。
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バドミントンでスポンサー?
バドミントンの領域でスポンサーを行う場合、大きく分けて2通りの方法があります。
1)選手に対してスポンサーを行う
2)バドミントンアカデミーに対してスポンサーを行う
それぞれ具体的にどんな内容になるのか、例を挙げてみていきましょう!
1)選手に対してスポンサーを行う場合
例えば、特定の選手1人に対してスポンサー料USD5,000/年の場合、
スポンサーを受ける選手が、ご自身の企業ロゴ(=広告)が入ったTシャツを着て、東南アジア圏の大会に1年のうち8回出場します。
ただし既にワールドランキングを保有していたり、インタナショナルチャレンジに出場する場合、アジア圏以外の大会にも出場しなければならないため、USD5,000以上になる可能性は充分にあります。また、特定の選手1人だけでなく、バドミントンアカデミーに所属する複数のトップ選手にスポンサーをすることも可能です。この場合はそれぞれのレベルや人数を考慮したうえでスポンサー料が決まります。
同じレベル・年齢の選手にスポンサーをすることも可能ですし、例えばUnder14 / Under 18 / Senior というように、各カテゴリーから1名ずつに対してスポンサーをするというのも、それぞれが異なる大会に出場するため、効果的な場合があると思います。
広告枠の場所、例えば胸元か袖口か、またそのサイズによってスンポンサー料や内容は変わります。
2)バドミントンアカデミーに対してスポンサーを行う
バドミントンアカデミーに対してスポンサーを行う場合、1)と同じように選手達のユニフォームなどに企業広告を付けることができます。違いとしては1)よりも多い人数に広告の着いたユニフォームを着てもらえるという点です。
また、バドミントンアカデミーが所有しているバドミントンホールがあれば、そのバドミントンホールに大きな看板を年間契約で飾ることができます。加えて、スポンサー料によっては「スポンサー主である自社主催のバドミントン大会」として開催できる場合もあります。この良い例がマレーシアで毎年開かれているダイキンのバドミントン大会といわれています。
その様子がコチラ!
バドミントン大会の開催に伴い主催者側がTシャツを配ることもあるのですが、大会会場は主催者企業のカラー一色!参加選手たちはその後の大会でもこのTシャツを着たりすることもありますので、主催した大会以外の場所でも知らず知らずのうちに広告活動が行われていることになりますね!
どんなに小さい規模のものでも200人程度、大きな大会を目指す場合には2,500人ほどの選手達が各国から集まる場合もあるので、スポンサー料によっては自社主催のバドミントン大会を開催することも可能になるでしょう。
この場合、スポンサー料とは別に大会開催の費用がかかるので、「自社主催のイベントとしてバドミントン大会を開催する権利を買う」ということになります。しかし、参加費から大会開催費用を回収できるのは大きなメリット!コチラの記事でも説明しています。
3)バドミントン大会にスポンサーする
自社主催とまではいかなくても、大会自体にスポンサーすることで、大会開催時に各コートに広告を提示したり、大会会場内にイベントスペースを設けることも出来ます。
たとえば、こちらはタイの首都バンコクのバドミントン大会での様子。
飲料会社や調味料などの企業広告がバドミントンホール内にずらっとならんでおり、各ブースにぎわいを見せていました。
またこれらの企業は、大会開催に合わせてイベントブースを設け、ラインの友達追加で無料ギフトのプレゼントキャンペーンや、ハズレなしのくじ引きイベントなどを行っており、非常に賑わっていました。実際にもらえたのはトマト缶やレトルトのごはん、ケチャップなど!
選手自身以上に親御さんたちのほうが真剣にイベントに参加していましたが、これも大事なポイントですね!
どんな企業・人に向いてるか
選手達は主に東南アジア(マレーシア人・タイ人)が中心になるので、東南アジア圏を中心に海外進出していきたい方々・企業にはピッタリだと思います。また、プロを目指して既に活躍している選手もいますので、選手によっては東南アジア以外も視野に入れている方ともマッチングするかもしれません。
業界としてはスポーツ用品・スポーツ関連のモノ・サービスであれば、実際に選手たちが経験をしたうえで選手自身がモデルになれるので、相性はバッチリだと思いますが、上記の飲料・食品メーカーなども広告をだしているので、業界は問わずマッチングしそうな企業はたくさんあるでしょう。
東南アジアですでに親しまれている商品・サービスの日系企業、これからサービスを展開していきたい企業、また中間〜高所得者層が増え続けているなかで利用が期待できる商品・サービスなどであれば、とても効果ある広告活動が期待できるのではないでしょうか。
バドミントンを通じて広告を出してみよう!
日本ではまだまだマイナーなスポーツではありますが、こちらでは国技ともいえるスポーツ。一家に1セット、バドミントンは必ずあるといわれていますし、お子さんのスポーツの習い事を考える時もバドミントンが第一に出てくるくらいだそうです。
親御さん自身も選手だったことが多いので、練習や大会1つひとつへの熱量はものすごい!でも海外遠征ともなれば出費は大きくなるばかりで、マレーシア・タイに留まるしかない選手がいるのも現状です。
彼らの活躍を陰で支えながらも、海外へのマーケット獲得を目指すというのも、1つの広告として大きな役割を果たすでしょう。大会主催ともなれば、最初こそ出費は必要になりますが、広告費を回収しながら広告活動をすることができます。
まずはどんな練習場所があってどんな選手がいるのか、どんなビジネスチャンスがあるのか、大会の様子はどういうものなのか、気になる方は是非一度、現地に足を運んでみてください。
ご自身もバドミントンをされている場合は現地で自分自身も練習や大会出場にチャレンジしてみても良いかもしれませんね!
バドミントントレーニングプログラムについてはコチラ!
SEE YOU SOON!
AOI
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